はじめてのスピニングリールの巻き方。失敗しないコツ。【初心者向け】

はじめてスピニングリールにラインを巻き直すやり方は? どうやってラインをスプールに結ぶの?  釣り糸・ラインを買う際の注意点は? リールのスペックはどこを見ればいいの? スピニングリールの巻き方の注意点は? など

本記事では釣り初心者がはじめてスピニングリールを巻く際の疑問にお答えします。

この記事を書いている人ははじめてスピニングリールを巻いたお父さん。実際に試して学んだ情報をシェア。

スピニングリールの巻き方

新しいリールを買ったり買ったときについてた釣り糸を新しい糸に替えたい。やり方はチョーカンタン。大きく分けて3つのステップでカンタンに釣り糸をリールに取り付けられます。

 



リールの準備

リールを準備。

 

釣り竿の準備

釣り竿も。2本に分かれているタイプなら手元だけの部分を使ってもOK

 

スピニングリールと釣り竿

リールを釣り竿に取り付けましょう。

 

釣り糸(道糸)を釣り竿のガイドに通す

新しく買った釣り糸(道糸)を用意。

 

釣り糸をガイドの上から通す

ガイドの上から通さないと巻き取れないので注意。

 

 

釣り糸(道糸)をリールに結ぶ

ここからが本番。さっそく釣り糸をリールに結びます。

 

 

 

 

リールのベールを必ず上げる

上げないで糸をつけると巻き取れないので注意。

 

糸を2回巻く

2回ぐるぐる巻く。

 

輪っかを作る

先っぽをくるっとまわして輪っかを作る。

 

輪っかに糸を通す

輪っかができたら糸の先端を下から輪っかの穴に通す。

 

ぐるぐる3〜4回まわす

通したら同じように下から輪っかに糸の先端を3〜4回通してまわす。

 

引っ張って結び目を作る

3〜4回通したら糸の先端を引っ張って結び目を作る。

 

結び目を引っ張ってスプールまで移動させる

結び目を指で軽くおさえながら

糸の先端を引っ張ってスプールまで動かす。

 

飛び出てる部分を切り取る

糸の先端の飛び出てる部分を切り取る。

 

テープで止める(やらなくても良し)

心配だったら結び目をテープで止めても良い。

 

釣り糸(道糸)を巻き取る

ここまで来たら最後の工程。糸を巻き取りましょう。

 

濡れたタオル

巻き取るときにあると便利なモノは濡れたタオル。タオルがあると巻き取るときの摩擦を軽減。片手に濡れたタオルを持ってガイドの上のラインをピンと張りながらタオルで支えて巻き取りましょう。

釣り糸(ライン)の準備

釣り糸を買うときにまずリールのスペックを確認しよう。

 

リールのスペック確認

リールのスプール部分を見ると釣り糸の強度と長さの目安を確認できます。釣り糸の種類によって強度と長さが違うので釣り糸を購入する際に必ず確認しよう。

 

例えば、シマノのサイトだと。

 

 

釣り糸の種類と強度・長さの欄があります。

 

 

釣り糸とリールの関係

釣り糸の強度と長さがリールのスペックに合ったモノを購入しよう。リールのスペックよりも長い釣り糸を巻いちゃうと投げたときに絡まってライントラブルになる可能性あり。

 

釣り糸の呼び方・用語

ネットで調べてたり、釣り人と話してると色々な用語を耳にします。

 

道糸 リールのスプール(糸が巻き取られて収まる場所)につける釣り糸(ライン)
ライン 釣り糸の一般名称。
ハリス 仕掛けがついた糸。リーダーと同じ意味。
リーダー 道糸の先につける釣り糸。
ショックリーダー 道糸の先につける釣り糸。道糸より少し細くし、魚に警戒されないため。
テグス 釣り糸の事。年配の方がよく使う釣り糸の呼び名。

 

釣り糸の種類

大きく分けて3種類。これさえ知っておけは大丈夫。

 

ナイロンライン

一般的な釣り糸。餌釣りやルアーフィッシングにも使える万能釣り糸。道糸やそのまま釣り針を結んで使える。

 

特徴
  • スプールに馴染みやすい
  • 道糸によく使われる
  • 糸がスムーズに出る
  • ラインが伸びる
  • ゆっくり沈む
  • 万能に使える

 

良いところ
  • 安い

 

悪いところ
  • 劣化しやすい
  • 紫外線に弱い
  • 伸びるからアタリが分かりにくい

 

 

フロロカーボンライン

道糸の先につけるリーダーとしてよく使われる。水中にある岩や草などに擦れても強いので釣り針を結ぶ糸によく使われる。

 

特徴
  • 比重が重く沈みやすい
  • 伸びが少ない

 

良いところ
  • 擦れに強い
  • 伸びないからアタリが分かりやすい

 

悪いところ
  • 伸びないから無理に引っ張ると結び目が切れやすい

 

 

PE(ポリエチレン)ライン

高密度ボリエチレン素材で極細。糸は撚り糸(よりいと)で4本や8本の糸をねじり合わせて1本にした糸。道糸としてよく使われる。

 

特徴
  • 水に浮く
  • 強度がある
  • 伸びない
  • ラインが細いので滑りやすい

 

良いところ
  • 伸びないからアタリがよく分かる
  • 投げるとよく飛ぶ

 

悪いところ
  • 細いので絡みやすい
  • 擦れると切れやすい
  • 瞬間的な衝撃に弱い

 

いつまた巻き直すの?

釣り糸の種類と劣化具合で交換するタイミングが違います。無駄なお金を使う必要ないし、なるべく長く使いたいので

目で見て劣化してるときは交換目安。

 

ナイロンライン

紫外線に弱いし、海水でラインが毛羽立ったりしてたらその部分だけ釣りとって残りを使いましょう。ラインを投げたときに出たラインがクルクルになって絡まったりしだしたら交換。釣りしてるときにどれだけラインが残っているのか分かる。投げたときにラインの残りがなくなったときが交換の目安。

 

フロロカーボンライン

リーダーとして使われる場合が多いのでラインが折れ曲がったりしたら交換。仕掛け部分で使っている場合はよく折れ曲がるのでそうなったら使い捨てしましょう。

 

PE(ポリエチレン)ライン

寿命は他のラインより長いのでラインが毛羽立ったりラインの色が変色したりしたら交換。




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