アイスホッケーに必要な防具の一覧・一式【初心者の選び方】【初心者が最初に読む記事】

アイスホッケーの防具を初めて購入する方。 注意する点は? 値段は? メーカーはどこが良いの? 防具って何が必要? オススメは? あると便利な小物は? これを読めば必要な予算、アイテムと小物が全て分かる!

この記事を書いている人はカナダ在住でカナダへアイスホッケー留学したお父さん。子供がアイスホッケーをスタート!子供と初心者が防具を購入する時に気をつけたほうが良い点をシェア。注意:ゴールキーパーの防具は除く。

結論

  • 予算は10万円〜30万円以上
  • いきなり高額投資するな!
  • ブランドはCCMかBAUER
  • 大人は型落ちのコスパ高いアイテムを選ぼう
  • いちばん大事なのはスケート靴(大きめは買うな!)

アイスホッケーの防具【初心者の選び方】

初心者が初めて防具を購入するときに心配なことは:

  • 幾らするの?
  • どこのメーカーを選べば良いの?
  • 安いのと高いのは何が違うの?

約10万〜30万円以上

一番良いアイテムはプロが買えば良い。一式揃えるなら低〜中価格帯で自分にフィットした防具を選ぼう。

目的に合った防具を選ぼう

一番最初に考えることはあなたは何故、防具が必要なのか?目的をハッキリさせること。日本一を目指すの? 大学のサークル? スティックで遊びたいだけ?

子供がアイスホッケーを始める?

スケート靴はジャストサイズを。それ以外もコスパ重視。買い換えるので高い商品はいらない。セット商品はコスパ高いのでショップに聞いてみよう。

アイスホッケーを本格的に始める

チームに入る前提で防具を購入するなら、中長期的な視点で選ぼう。大人なら身長がこれ以上大きくならない。今の体力とホッケーが上手くなった前提で防具を選ぼう。子供はこれから身長が大きくなるので、そこまで慎重になる必要なし。買い換えを考慮して、コスパ重視で購入。

サイズはあくまでも目安

大人でも身長や体の大きさによってジュニアがジャストサイズの時も。メーカーによってサイズ感が違う。フォーワード・ディフェンスなどポジションによって、選ぶ防具も変化。

防具一式の価格帯【予算】

予算は? カナダのアイスホッケーショップに行くと最初に聞かれる質問。アイスホッケーの防具は高額投資。これが理由でホッケーをスタートできない子供も多くいる。シーズン終わり頃のセールをうまく活用しよう。

低価格帯の防具

この記事で紹介しているアイテムを全て購入すると10万円以上。

中価格帯の防具

約20万円

高価格帯の防具

全てトップモデルで揃えるとナント❗30万円以上❗❗

中古の防具

新品で全て揃えても約10万円。セールを使えばもう少し安くなるけど、中古を買えば、もっと安く初期費用を抑えることができる。

メモ

子供のスケート靴は買い替えがあるので、中古でも良品あり。中古スケート靴は必ず試着して購入しよう。その他の防具はショップで同じメーカー、ブランド(サブブランド・ネーム)の新品を試着してからサイズ感を確認しよう。

防具のブランド【メーカー】

メーカー(メジャーな企業)は5社。その中でも、BAUERとCCMが大きなシェアを占めている。ということで、BAUERかCCMを買えば間違いない。

5大メーカー

  • Bauer
  • CCM
  • Warrior
  • Easton
  • Sher-Wood

じゃあ、どっちが良いの?

BauerとCCMのシェアが多いので必然的にチョイスは2つのブランドに。でも、安くても良いブランドもあるので、ブランドにこだわらないでコスパ高い防具をセールやタイミングを見て購入しよう。

カナダ発の今でもカナダのブランド【豆知識】

Sher-Woodはケベック州のSherbrookeにある企業。2018年にカナダの代表的な小売店、Canadian Tireに買収され、コスパ高いスティックを販売。リーズナブルで品質の良いカナディアンブランドとしてカナダで愛されている。

CCMもカナダ発(オンタリオ州)のカナディアンブランド。CCMの頭文字はCanadian Cycle & Motor。元は自転車を製造していた会社。本社はモントリオール、ケベック州。

BAUERは創業はカナダ(スケート靴からスタート)。その後、NIKE→投資会社→投資会社。

サブブランドのフィット感と機能の目安(CCMとBAUER)

2大メーカーのBAUERCCMは3つのフィット感と用途を表す「カテゴリー・テクノロジー」ネームがある。

CCM Super Tacks Jetspeed Ribcor
BAUER Nexus Supreme Vapor

スケート靴

3種類のスケーティング・スタイル。甲の高さ、足首の幅はTapered = 幅細。Regular = バランス。Wide = ワイドから選択。

CCM スケーティング・スタイル
Super Tacks パワフル・ストライド (ブーツ硬め)
Jetspeed バランスの取れたスタイル ()
Ribcor クイック・ストライド (ブーツ柔らかめ)

スケーティングのスタイルを基準に合わせた2種類。その中からFIT1(幅狭・甲低い), FIT2(中間層), FIT3(幅広・甲高い)

BAUER スケーティング・スタイル
Vapor クイック・ストライド
Supreme パワフル・ストライド

ショルダー・エルボー・シンガードなど

基本は各メーカー2種類。Super Tacks = Vapor。Jetspeed = Supreme。

CCM BAUER プロテクション 用途
Super Tacks Vapor 高い ディフェンシブプレイなど、パックをブロックしたりフィジカルなプレイ
Jetspeed Supreme プロテクションをキープしながら軽さと動きやすさを優先 スピードと俊敏な動きに対応。フォワード向き。
Nexus
  NSX
  Prodigy

ヘルメット

アジャストメント機能、フィット感、パッドの素材などが選ぶ基準。

CCM BAUER
Tacks RE-AKT
FITLITE 3Ds Prodigy
5100
  4500
  IMS

スティック

大きく分けて4種類から選ぶ。

  1. 「しなり」 = FLEX値
  2. スティックのどの部分で「しなる」のか?(真ん中 or 根元)
  3. ブレードとスティックの角度 (LIE = ライ)
  4. ブレードのフェイス(オープン・クローズなど)
CCM 特徴・用途 BAUER 特徴・用途
Ribcor low kick (ローキック)、スナップショット、リストショット。クイックリリース、フォワード向き。 Vapor low kick (ローキック)、スナップショット、リストショット。クイックリリース、フォワード向き。
Jetspeed mid kick (ミッドキック)、ハイブリッド、RibcorとSuper Tacksの中間。 Nexus mid kick (ミッドキック)、VaporとSupremeの中間。
Super Tacks mid kick (ミッドキック)、パワーショット、スラップショット、デフェンス向き。 Supreme high kick (ハイキック)、パワーショット、スラップショット、デフェンス向き。
  NSX  
    Prodigy  

ヘルメット

注意する点はフェイスマスク・シールド・ケージ・バイザーとの相性。メーカー推奨のフェイスマスク・シールド・バイザーとヘルメットのモデルがあるので要注意。

アイスホッケーのヘルメット

子供のヘルメット選び

大事なのは横幅。安いヘルメットはアジャストメント機能が1箇所しかなく、横幅を調節するには中のフォームを削ったり、切り取ったりする必要あり。衝撃を吸収する効率に影響するので要注意。試着して最初は大丈夫でも、運動していると血液の流れが良くなり、最初は痛くなかった箇所が痛くなる。前後と横幅調整できるヘルメットを選ぼう。

高いヘルメットと安いヘルメットの違い

アジャストメント機能と中のフォーム素材が大きな違い。ヘルメットの最大の目的は頭を衝撃から守ってくれること。高いヘルメットが一番頭を守ってくれるとは限らない。これをテストしたサイトがあるので、参考まで。

安全基準規格

カナダではCSA(Canadian Standards Association)。 アメリカではHECC(Hockey Equipment Certification Council)ヨーロッパではCE(Conformitè Europëenne)が安全基準。

CSAに使用期限はない

CSAヘルメットであれば、製造年に関係なく使える。

アイスホッケーのヘルメット安全規格

HECCは6.5年の期限あり

HECCステッカーに製造年月が記載されているので、それから6.5年まで利用可能。アメリカでは期限切れのヘルメットは使えない。

日本の安全基準は?

日本でアイスホッケーのヘルメットを製造していないのでありません。日本アイスホッケー連盟へ問い合わせたところ。「日本製のアイスホッケー用ヘルメットが無い為、日本独自基準の認証などは行われておりません。各輸入代理店は、各メーカーがその国などの安全基準をクリアしたものを輸入販売していると理解しております。」と回答あり。

安全性が第一

好きなブランド、見た目も大事だが、やっぱり安全性が高く頭にフィットするヘルメットがおすすめ。アゴひもはしっかり留めよう。

チームカラー

チームでプレイするとチームカラーに合わせたいアイテム。購入する前にプレイするチームカラーを確認。

フェイスマスク・シールド・ケージ・バイザー

パック、スティックやボードなどから顔を守るアイテム。超重要アイテム。大きく分けて、2つ。フルフェイスかハーフフェイス(バイザー)。

ケージ(網目状タイプ)

網目状のケージ(CAGE)はシルバー・黒が多い。メリット:顔全体をしっかり守る。傷がついても曇らない。デメリット:見にくい。水が飲みづらい。

クリアなフェイスシールド

メリット:視界の広さと見やすさ。デメリット:傷が付くと曇って、見にくい。水が飲みづらい。

ハイブリッド

上がクリアで下がケージ(網目)。見やすさを確保しながら曇りにくいのがコンセプト。

バイザー

ハーフフェイスで額から鼻を守るタイプ。NHL選手が使っているモノ。

バイザーの注意点

大人はバイザーを選ぶ人が多い。最大のメリットは視界の広さと見やすさ。最大のデメリットは顔の怪我。NHL選手のバイザーは額だけカバーしているスタイルで見た目はカッコいいが顔を守るにはちょっと不安。俺だけフルフェイスだと男らしくないとか、強くないがフルフェイスにしない理由。自己責任。

曇り止め

バイザーやクリアなフルフェイスの曇り止めは試合前に使うと安心。スイミングのゴーグル用の曇り止め液がオススメ。

マウスガード(マウスピース)

フルフェイス・バイザーに関係なくマウスガードは必要。不意にボディーチェックされたり、ボードやネットに当たった時に歯や口の中を守ってくれる。年齢に関係なく誰もが使ったほうが良いアイテム。注意したいのがマウスガードの衛生管理。グローブで触ったり、ベンチやボードの上に置いたりするとバイ菌が付く。グローブは使い込むと匂いが半端ない❗そのグローブでマウスガードを持ったり、口の中に入れると病気の原因になる可能性大❗

大人のマウスガード(マウスピース)

マウスピース(マウスピース)の成形はカンタン。お湯にひたして、柔らかくしてから口の中へ。ケース付きを選んでケースも定期的に洗浄しよう。

子供のマウスガード(マウスピース)

子供もマウスピース(マウスピース)は必要。慣れるまで時間がかかる。よく落とすのでしっかり消毒しよう。

ネックガード

首を守るアイテム。首に巻き付けるタイプと首と鎖骨部分一帯を守るタイプがある。オススメは首と鎖骨部分を守るタイプ。理由はズレにくく、首全体をプロテクトしてくれる。大人は付けない人多いが、大人も付けたほうが良いアイテム。

ネックだけのタイプ

メリット:手軽に購入できる価格帯。デメリット:はプレイ中にネックガードがズレることも。ズレて、首の一部が擦れて不快に感じることもある。

ネックから首下カバーのタイプ

オススメはこのタイプ。首下カバーのメリット:最大のプロテクションで安心。デメリット:ネックガードを付け忘れるとショルダーパッドを脱がなければいけないことも。。。

ショルダーパッド

肩、腕、胸と背中を守るプロテクター。素材、通気性などメーカーにより色々なテクノロジー?(マーケティング用語)あり。選ぶ基準はフィット感と価格が大事。高いショルダーパッドだから良いとは限らない。体に合ったサイズと動きやすさ。体のどの部分までプロテクションがあるのか。サイズのアジャストメント可能などを基準に選ぼう。

ボディーチェック「あり」か「なし」

小学生以下はボディーチェック禁止なので、最大プロテクションは必要ない。

チェックする部分

試着して肩と腕が動かしやすいか。スラップショットや方向転換など体をひねる際にスムーズに動けるかが重要。

ジャストサイズ

大きすぎると動きにくい、小さすぎるとプロテクションが犠牲になる。

背中

肩全体をしっかりガード。パンツの上部がしっかりショルダーパッドの下にあるか。防具と防具の間にギャップがないことが重要。

胸と「みぞうち」

胸全体をプロテクト。「みぞうち」が一番ギャップが出る部分。「みぞうち」部分が取り外し可能もあり。

エルボーパッド

肘と腕を守るアイテム。ショルダーパッド同様、フィット感と価格を基準に選ぼう。

ボディーチェック「あり」か「なし」

小学生以下はボディーチェック禁止なので、最大プロテクションは必要ない。

チェックする部分

ショルダーパッド同様、試着して動きやすいか。ショルダーパッドの腕からエルボーパッドの部分に大きなギャップがないか。エルボーパッドとグローブに大きなギャップがないか確認しよう。

グローブ

手と手首を守るアイテム。重要なのは手の大きさに合ったグローブを買うこと。サイズ大きめのグローブはスティックハンドリングしにくい。握力がないとスティックを落としやすいなどデメリットあり。

ジャストサイズ

ピッタリのサイズを優先。それからプロテクションを考慮。

チームカラー

チームでプレイするとチームカラーに合わせたいアイテム。購入する前にプレイするチームカラーを確認。

ホッケーパンツ

大っきな短パンみたいな腰と太ももを守るアイテム。サイズはシンガード・レガースの膝に少しかぶるサイズが目安。

チェックする部分

一番確認したい部分はシンガードとパンツの間。シンガードとパンツにギャップがあるとシュートをブロックした時にパックが膝上に当たって怪我をすることも。

チームカラー

チームでプレイするとチームカラーに合わせたいアイテム。購入する前にプレイするチームカラーを確認。もしチームが変わったりして色が違ってもシェルをパンツの上から履いて色を合わせることも可能。

スケート初心者はあると安心

ホッケーしなくてもスケート練習にホッケーパンツは超オススメ。転んだ時、お尻をしっかり守ってくれるアイテム。安いパンツがあると安心。ホッケーパンツだけ履くのが恥ずかしい人はヒッププロテクター

シンガード・レガース

膝から「すね=シン」を守るアイテム。「ふくらはぎ」を守るサポートもあり。ここで重要なのはシンガードをスケート靴の「ベロ」の上にするか、下にするか。上か下かによってシンガードのサイズ(長さ)に若干変化(1インチ = 2.5cm前後)。「ベロ」の上にシンガードは「ベロ」の下に入れるより若干長め(ワンサイズ)となる。

チェックする部分

長さと幅。長さは膝のプロテクションに影響。幅は「ふくらはぎ」部分をしっかり守ってくれるのか。「ふくらはぎ」が大きい人が細いシンガードを使うとキツく感じ、「ふくらはぎ」のプロテクションが犠牲になる。

ジョック・ジル(サポーター)

大切な部分を守るアイテム。まず男性と女性によって違いあり。男性は「JOCK=ジョック」。女性は「JILL=ジル」。JOCK(ジョック)はオチンチンを守るため、カップがJILL(ジル)に比べて立体的。JILL(ジル)は少し平らになっている。サポーターは3種類。オススメはショーツタイプ(メッシュ)の下に足首まである下着を付けるスタイル。サポーターに汗が染み込みにくく、匂い対策になる。

ガータータイプ

カップとストッキング(ソックス)を取り付ける部分が分かれているタイプ。

ショーツタイプ

ショーツ(短パン)とカップがセットになっているタイプ。

アイスホッケーのサポーター

アイスホッケーのサポーター

ロングパンツタイプ

スボン(足首まで)とカップがセットになっているタイプ。

スティック

昔は木製、アルミなどあったが、今はカーボンファイバー製。強度があり、よく「しなる」。スティックのテクノロジー進化と共に価格も高額に。一番安いスティックは数千円(木製)。高いハイパフォーマンスモデルは3−4万円。詳細はこの記事をチェック。

スティックに巻くテープとグリップとワックス

パックハンドリングするブレード部分とグリップ部分に巻くテープ。がメイン。その他にもカラフルなテープあり。ブレードに巻いたテープにワックスを塗る人もいる。テーピングは個人差あり。NHL選手もテーピングは様々。正解はない。スティックのシャフト部分にテープを巻く選手もいる。

ブレードに巻くテープ

ブレードに巻くメリットは3つ。巻いたテープにワックスやパックを塗り込んで黒くする選手もいる。Toe to Heal(ブレードの先から根元)かHeal to Toe(根元からブレードの先)にテープを巻く。ブレードのどの部分を巻くなど様々。そこで必要なのがハサミ。必ずバッグに入れるのを忘れずに。

  1. ブレードを傷などから守る
  2. スティックハンドリングしやすい
  3. シュートの精度アップ(コントロールしやすい)

ワックスのメリット

  1. 水を弾いて、テープを長持ちさせる
  2. 氷上にある雪がテープにくっつきにくい
  3. パックがブレードにグリップしてスティックハンドリングしやすい

グリップに巻くテープ

グリップに巻くメリットは3つ。DIYでグリップを作るやり方と市販のモノを取り付ける方法がある。

  1. グリップ力アップ
  2. スティックが手から落ちないため(エンドのKnob = こぶ)
  3. グローブを長持ちさせるため(スティックを握る部分)

ハサミ・テープなど入れる小物バッグ

小物バッグはあると超便利。ホッケーテープソックテープワックスハサミ予備の紐スケート・ストーンなどまとめて管理。

ブレードを保護(オフアイス・練習用)

オフアイス・ドライランドでシュート・パス練習用にブレードを守るアイテム。ブレード下と先端に巻き付けて保護。

オフアイス・練習用パック(トレーニング・パック)

オフアイス・ドライランドでシュート・パス練習用に最適なパック。Green Biscuitは3種類ある。オススメはオリジナル(スティックハンドリング用とパス用)とシュート用(Green Biscuit Snipe)の2つ。その他にもGreen Biscuit Proがある。ストリートホッケー用のパックを色々と試したが、これが一番。

オフアイス・練習用(シューティング・パッド)

シューティングやスティックハンドリングの練習用にパックやブレードが滑りやすいパッド。コンクリートやアスファルトからスティックを守る。氷と同じような感覚でトレーニングできるアイテム。

足腰を鍛えるトレーニング

スケートのストライドしながら足腰を鍛えるアイテム。オフアイスのトレーニングすると早く滑れるかも?

スケート靴

防具でいちばん重要なアイテム。でも、高いスケートが絶対良いとは限らない。いちばん大事なのは足にフィットしているか。子供は特に大きめのスケート靴を選びがち。でも、低価格帯で足にジャストフィットさせ、頻繁に買い換えるのがオススメ。一番安いスケート靴は約1万円。高いハイパフォーマンスモデルは約10万円。詳細はこの記事をチェック。

スケートの刃(ブレード)

研磨を何回も繰り返すとブレードの刃が小さくなる。そうなったら新しいブレード(刃)に替えましょう。スケート靴によって交換するやり方が違ったり、特別な工具が必要なのでスケート靴を買う前にブレードの交換について要確認。

スケートの刃(ブレード)を守るカバー・ガード

研磨したブレード(刃)を守るアイテム。オススメはハードで付けながら歩けるタイプ。理由は地面がブレードを傷つけそうな場合、カバーを履いたまま移動できる。カーバー・ガードは2種類。

ハードタイプ

ハードタイプは衝撃からブレードをしっかり守ってくれる。デメリットはブレードに水が少しでも付いているとガードの下に水が溜まり、ブレード部分がサビる。ガードはプラスチック製なのでスケート靴の大きさに合わせて切ることも可能。オススメは切らないで後ろが飛び出てもそれを使い続けると靴のサイズが大きくなった時に長く使える。無駄なお金を使わないで良い。

ソフトタイプ

ソフトタイプはゴムが付いていて、伸縮してブレード部分に取り付けるスタイル。ブレードに付いた水分を吸収してくるメリットあり。デメリットは外からの衝撃に弱い。

スケートのブレード(刃)を拭くタオル

濡れたブレード(刃)を拭き取ってサビを防ぐタオルが必要。しっかり拭き取り、ブーツについた水を拭き取りましょう。

タオル

水を吸い込む雑巾みたいなタオル。使い込んだタオルが水をしっかり吸い込む。

スケートの刃(ブレード)を研磨

エッジがなくなってくると研磨します。研磨するタイミングはタイトなターンやストップする感覚で分かる。氷にいる時間が長ければ頻繁に研磨しよう。研磨する際に注意する点はどれだけ深く or 浅くするか。

研磨の深さ

エッジの深さは数字で表すことができる。目安と特徴は参考まで。個人差あり。重要なことはグリップとグライド(滑り)は対照的。グリップが高いとグライド(滑り)を犠牲。グリップが低いと高グライド。体重と氷のコンディションにもよって変化。奥が深いのでここでは割愛。エッジは深さを色々と試して自分の好みを探そう。

エッジの深さ(上が浅い。下が深い。) 目安 特徴
1インチ(1″) 初心者 超高グライド、低グリップ、体重が重い選手、柔らかい氷
7/8インチ(7/8″) 初心者 高グライド、低グリップ、体重が重い選手
3/4インチ(3/4″) 平均 グライドしやすい
5/8インチ(5/8″) 平均 スケート研いでってお願いすると普通はコレ。
1/2インチ(1/2″) 平均 グリップしやすい
3/8インチ(3/8″) 上級者 高グリップ、低グライド、体重が軽い選手
1/4インチ(1/4″) 上級者 超高グリップ、低グライド、体重が軽い選手、硬い氷

ブレード手入れ(ホーニング・ストーン)

試合前にスケート靴のブレード(刃)をメンテナンスするアイテム。ホーニング=表面の質感を改善(超仕上げ)。エッジの細かいキズ(損傷)を手入れして、応急処置できる。

スケート靴の紐(バックアップ用)

紐の先端が潰れたり、紐が切れたらスケーティングのパフォーマンスが犠牲になる。必ず予備の紐を準備しておこう。

紐の種類

靴紐も色やワックスが付いた滑りやすく、しっかり結ぶことができる。色のバリエーションも豊富。チームカラーに合わせることも可能。

下着と靴下(インナー)

防具の下に履く下着と靴下(インナー)は汗を吸い込んで防具の匂いを抑えてくれる重要なアイテム。機能性の高い下着を選ぼう。

上着

長袖の機能性の高いシャツがオススメ。汗を吸い込んでショルダーパッドの匂い対策になる。

下着

足首まである長いタイプがオススメ。汗を吸い込んでシンガードの匂い対策。

靴下

オススメは薄手の通気性の良いソックス。ホッケーのメーカーが販売しているモノも良し、ハイキング専用など通気性のあるソックスを色々と試してみよう。大事なのはスケート靴を買う時に履いたソックスの厚みと素材を覚えておくこと。厚手すぎると体を動かしていると足が膨張するので、足が痛くなることも。ちなみに私はソックス履きません❗個人差あり。

ジャージとストッキング(ソックス)

自分の好きなNHLチームを着ると気分がアガる❗重要なのはサイズ感。ショルダーパッドとエルボーパッドを付けて着た時にダブタブにならないこと。ストッキング(ソックス)も同様。シンガードを付けてしっかりフィットするのか確認。

ジャージ

試合用と練習用がある。通気性のため、小さな穴が全体にある。練習では自分の好きなNHLチームや選手の背番号が入ったジャージを着ると楽しく練習できるよ。

ストッキング(ソックス)

シンガードを付けて一回試してから購入しよう。

テープ

スティックに巻くテープじゃなくて、シンガードをとめるテープ。名称はクリアテープやソックテープなど。消耗品なのでまとめ買いしよう。

クリア・ソックテープ

シンガードにマジックテープが付いてるが、ストッキングの上からシンガードをとめたり、足首をテーピングしてスケーティングしやすくするのが目的。

バッグ

防具を入れるバッグ。オススメは防水加工されているタイプ。大きめを買うと後から色々と入れたい時に便利。おっきなダッフルバッグタイプとウィール付きタイプがある。それ以外に確認するところはポケットの有無。小物を入れるスペースがあるかなど。

防水加工

防水加工だと水をこぼした時や地面が濡れている時に安心。

ウィール付き

持ち運びしやすいウィール付きタイプあり。子供はバッグの片方を上げてウィールを使って移動できるので

ウォーターボトル

水分補給に大事なアイテム。購入する時に注意したいのが、フルフェイスをしても飲みやすいウォーターボトル。先端が細長いとヘルメットをしたまま飲める。

先端が細長いタイプ

ケージやフルフェイスだと水が飲みづらい❗先端が長くて尖っているタイプがオススメ。

防具一式を乾かすアイテム

練習後は防具をバッグから出して、乾燥させよう。防具をドライにキープするとニオイ対策になる。清潔に保つため、防具一式を干して乾燥させるアイテム。練習後、車のトランクに入れっぱなしにしているととんでもない(悪臭)ことになるよ。

ツリータイプ

クリスマスツリーみたいなモノにヘルメットからスケート靴を引っ掛けて乾かすアイテム。なくても、大きめで頑丈なハンガーを活用。防具を引っ掛けて乾かす。その他、上から吊るすタイプもある。

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