この記事を書いている人は二人の子供がいるお父さん。
長男が野球をやりたい!ということでまずはグローブとバットを揃えました。グローブに比べ、バット選びはサイズ、重さ、素材など分からないことだらけだったので、調べた情報をシェアします!
結論
コスパ重視でミドルバランスの金属バットスイングマックスがおすすめ。
バットの規定
軟式野球だと全日本軟式野球連盟(Japan Softball Baseball Association)「JSBBマーク」が付いているものを選ぼう!それと「少年軟式用」とバットのグリップ付近に書かれたモノを買えば間違いない。
バットの長さ
バットの長さは子供の参考学年と身長を目安に選びましょう。まず、こちらで紹介する表を参考にして大体の長さを把握。そしたら、次はバットの重さ(バランスタイプ)と素材(お財布と相談)して子供に適したバットを選ぼう!ちなみにバットの長さは2cm刻みで設定されている。
適切なバットの長さを測るには?(腕の長さ)
腕の付け根(脇)から指先までの長さを測って、その数値に1.3を掛けてください。
腕の長さ(cm) × 1.3 = xxcm
適切なバットの長さを測るには?(腰の位置)
バットを地面に立てて、バットのグリップが股下と腰骨の中間ぐらいが適切な長さ。
参考学年 | 身長 | バットの長さ |
小学1~2年生 | 110cm~120cm | 64~68cm |
小学2~3年生 | 135cm~145cm | 70~74cm |
小学3~4年生 | 135cm~145cm | 75~76cm |
小学4~5年生 | 140cm~155cm | 78cm |
小学5~6年生 | 155cm~160cm | 80~82cm |
バットの重さ
少年野球でバットの重さはとても重要。低学年は体力がないのでそもそも重いバットを振り切れない。身体に合ったバットを選びましょう。重さと同様、重心のバランスも3種類から選べます。
3種類のタイプ
バランス | 特徴 | メリット | デメリット | おすすめ |
トップバランス | ホームランバッター | ・バットの先端に重心がある
・遠心力でバットを振る。 |
・バットが重い。
・体力がないこどもには不向き。 |
・野球経験者。
・体力があり、バットの重さに負けない。 ・振り切れるパワーがある。 |
ミドルバランス | 中距離バッター | ・バットの中間に重心がある。
・振りやすい ・コントロールしやすい。 |
・トップバランスに比べると飛びにくい。 | ・野球初心者。
・体力がなく、まだバットの重さに負けてしまう。 |
カウンターバランス | 短距離バッター | ・手元に重心がある
・軽く感じる ・ボールに当てやすい |
・ボールが遠くに飛ばない。
・グリップが太い。 |
・ミドルバランスでも全くボールをとらえる事ができない。 |
ポイント
実際に素振りをしてしっかり振り切れるバットを選ぶ。重いバットだと体のバランスが崩れバットを平行に振れなかったり(波打ったスイング)ふったときに足元がふらついてしまう。子供の身体にあった重さのバットを選ぶように注意しましょう。初心者はミドルバランスが無難な選択。
バットの素材
バットの素材によってボールをとらえる芯の広さと価格が違う。それと所属するチームやリーグによって使えるバットの規格がある。確認してから購入しましょう。
素材 | 特徴 |
木製
竹製 |
・金属より重い
・重いので練習向き ・バットの芯が狭い |
金属(アルミ合金) | ・軽い
・木製よりボールが飛びやすい ・低価格 |
金属(超々ジュラルミン) | ・アルミ合金より軽い |
カーボン | ・軽くてしなりやすい
・良く飛ぶ ・高価格 |
複合(コンポジット) | ・バットの芯が広い
・高価格 |
バットのメーカー
バットを販売しているメーカーは国内と海外で数多くある。国内メーカーはミズノが人気。「ビヨンドマックス」という複合バットは人気商品。
国内メーカー
海外メーカー
イーストン | |
ローリングス | ウィルソン |
J号対応バット
2019年の公式戦から少年野球用の軟式ボールがC号からJ号に変わりました。J号ボールに対応したバットも販売されているので検討しても良いかも。
J号ボールの特徴(大きさ)
C号(旧) | J号(新) | |
大きさ | 68mm±0.5mm | 69mm±0.5mm |
個体差によって最大2ミリの差がある。
J号ボールの特徴(重さ)
C号(旧) | J号(新) | |
重さ | 128g±1.8g | 129g±1.8g |
個体差によって最大4.6gの差がある。
J号ボールの特徴(反発)
C号(旧) | J号(新) | |
反発 | 75cm±10cm | 70cm±10cm |
個体差によって最大25cmの差がある。
初心者にオススメの少年野球 軟式用のバット(コスパ重視)
ということで、初心者にオススメのバットは?軽さ、芯を捉えやすい、価格とのバランスを考えるとミドルバランスの金属バットがベスト。このバットである程度ボールをとらえる事ができればトップバランスのバットを購入してバットの重心を意識してスイングすることを覚えましょう。
コスパ重視
ZETT(ゼット)から販売しているスイングマックスが金属バットのミドルバランス価格も約5千円とコスパの高いバット。初めてのバットを購入する際にもっと良いバットからスタートしたほうが良いのでは?など、悩むところですが最初から1万円以上するバットを購入して途中でやる気がなくなったり、他の事に興味が出た時お金がもったいない!いきなり高額な商品を買うより最初は5千円ぐらいの予算でスタートしましょう。
高額なバットを買うと子供の不注意でバットが凹んでもあまり気にならないと思います。それと金属バットなら多少凹んでもまだ使える(木製や複合バットだと凹むと折れたり、使えなくなる)。それとこのスイングマックスは小学1年生から5年生ぐらいが適正年齢に設定されているので、ある程度、長いスパンで使えます。初めて購入するバットとして検討してみてはいかがですか?
バランス | 素材 |
ミドルバランス | アルミ合金 or 超々ジュラルミン* |
*超々ジュラルミンはアルミニウムを主体とする合金であり、他の金属の割合は亜鉛5.5 %、マグネシウム2.5 %、銅1.6 %。