本記事ではそんな疑問にお答えします。
この記事を書いている人は小学校2年生と幼稚園生のお父さん。コロナウイルスの影響で子供が電子機器を使う機会が増える。親のiPadとMacBookを壊されないかと心配になり、2人の子供用にブルー(10インチ) とピンク(10インチ)を購入(ニューモデルはスカイブルー、アクアマリン、ラベンダーの3色)。小学生の子供にはワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスとマウスパッドを購入。タブレットをパソコン化して、タイピング練習とプログラミング教育に活用。
結論
- 利用時間の制限が一番のメリット
- 初めてのタブレットに最適(買って良かった)
- スクリーンは10インチで正解(これぐらいないと見にくい)
- Amazon Kids+のコンテンツは英語教材として意外と使える
- 3〜5歳の子供は1年後にお金を支払ってAmazon Kids+を利用する価値あり
- 付属のキッズカバーと2年間の限定保証も安心(大人もキッズモデルを買うべき)
保護フィルムとmicroSDカード(128GB)は絶対必要- フル機能への切り替えで親も使えるのが◎
- スクリーンの反応がイマイチ(でも、許せる範囲)
- 子アカウントに追加できるアプリに制限あり、ウェブサイトの登録も使いづらい
- Google Playでダウンロードしたアプリは子アカウントに追加できない(互換性ダメ)
- 子供が2人いる家庭は2台あるとオンライン学習の時間がかぶった時に超便利
Amazonのエコシステムをゴリ押してくるが、メリットがデメリットより多く、買ってよかった。総合75点。コンテンツの拡充と親アカウントから子アカウントの追加方法が改善すれば85点。スクリーンの反応が良くなれば90点。GoogleとMicrosoftの互換性を良くすれば100点。
幼稚園から小学校低学年におすすめのタブレット。我が家ではこれで電子機器の使い方を学び、次はノートパソコンを購入予定。
Amazon Fire HD 10 キッズモデルのアプリ (コンテンツ)
60点。知育アプリは正直微妙。英語教育のアプリとして使いましょう。Amazon Kids+も1年使って、子供に合わなければ解約すれば良い。その後、普通のタブレットとしても十分使えます。
Amazon Kids+が1年間使い放題
プライム会員だと月額480円。480円 x 12ヶ月 = 5,760円。Amazon Fire HD10 キッズは19,980円なので、本体、保護カバーと2年間保証が24,220円。単体で保護カバーを買うと約2,000円。ざっくり計算で本体と2年間保証が約22,000円。2年間保証が月200〜300円ぐらいと概算(2年間:7,200円)するとタブレットは15,000円ぐらい。子供用のタブレットとしてはコスパ高い。
親の感想
- 子供に勝手に変なアプリをダウンロードされないので安心
- ディズニープラスは別途料金発生するが、これも使えて子供は大満足!
- ネットフリックスとユーチューブは子アカウントに追加できるのが便利
- 子供だけ見れるウェブサイトの登録が上手くいかないサイトあり(使いづらい)
- Microsoft Teams、Google Classroomは親アカウントのみで利用可能(要改善)
- ZOOMアプリも子アカウントで利用でき、新型コロナウイルスの影響で増えたオンラインラーニングに使える
- 3〜5歳の子供は1年後にお金を支払ってAmazon Kids+を利用する価値あり(4歳の娘用に契約延長済み)
子供の感想
- 小学生の息子:マインクラフトとRobloxを親アカウントから子アカウントに追加できたので、ハッピー。
- 幼稚園年少の娘:タブレットデビュー。コンテンツに不満なし(まだよく分かっていないのでこれで十分)
絶対にあると便利
microSDカード(128GB)があると動画をダウンロード保存でき、外出時にコンテンツを楽しめるので絶対買い。
Amazon Fire HD 10 キッズモデルの利用時間制限機能
これが一番のメリット。親が忙しい間、子供に時間制限を設定し、安心して渡せる。
1日のタイムリミット
1日15分おきの設定で利用時間を決められる。15分から6時間、そして制限なしのチョイス。15分間隔の設定は微妙(要改善)。アクティビティ別だと設定が面倒。1時間ごとのタイムリミットを設定すると最大4時間も連続で利用可能。子供がタブレットを使う時間が長すぎ。平日にタブレットを使わせたくない場合は15分でも使えると15分後に子供がキレる!これを回避するにはオンとオフの時間制定で対応可能。
オンとオフの時間
端末が使えるオンとオフの時間設定。時間設定のユーザーインターフェース(UI)がちょい使いづらい。開始時間と終了時間を同じ時間に設定できない。平日にタブレットを使わせたくない場合、開始と終了時間を1分あける。例:使用開始時間を午後10時00分。使用終了時間を午後10時01分にすると子供が寝ているときの1分だけオンにできる。それ以外は使えない。(要改善)
アクティビティ別のタイムリミット
アプリ、本、ビデオ、ウェブ閲覧ごとに15分おきに設定可能。
平日と週末
平日と週末ごとに1日のタイムリミット(15分間隔)、オンとオフの時間(1分間隔で設定可能)、アクティビティ別のタイムリミット(15分間隔)が設定可能。これを平日のざっくり分けではなく、曜日ごとにすれば使い勝手◎
ペアレントダッシュボードで利用状況をチェック
一度、監視なしで勝手に1ヶ月ぐらい使わせてみましょう。子供の好き嫌いが良く分かる(ほぼアプリとゲーム。。。汗)
親の感想
- ベッドタイム(オン・オフ)の設定が使いづらい(要改善)
- タイムリミットを1分間隔で設定できるようにしてほしい(要改善)
- 平日は曜日ごとに利用時間を設定できるようにしてほしい(要改善)
- 利用状況をチェックできるのは子供の嗜好を把握できるので参考になる
- 利用状況を見て、アクティビティ別の対策もできる(アプリとゲームを30分にして、本の時間を多くするなど)
Amazon Fire HD 10 キッズモデルの学習目標設定と年齢フィルター
学習目標設定は使えない。でも、年齢フィルターは幼稚園生には使える。
学習目標設定
知育アプリが微妙なので使っていません。目標時間をアプリ、本、ビデオのカテゴリーとしてのみ設定可能。これがピンポイントにアプリ、本、ビデオが選べるとまた違うかも。学習目標をやってからじゃないとエンターテイメント系のコンテンツが使いない設定も上記の理由で必要ない。
年齢フィルター
前後、ゆるめに設定するのが、おすすめ。我が家では前後2歳ゆるくしてます。
親の感想
- 年齢フィルターは2〜3年前後余裕を持たせるとすぐ飽きないのと少し難しいものにチャレンジするので良い。
Amazon Fire HD 10 キッズモデルのキッズカバー
カバーがウレタン素材っぽく、やわらかくクッション性があるので落としても安心(実際、なんどもタブレットが危ない場所に置かれていて落ちました!)。でも、スタンドが微妙(もう少し頑丈にしてほしい)。飛行機の機内にあるテーブルで使う分には問題なし。
親の感想
- カバーは大きいが、逆に子供には持ちやすい
- ケースがセットになってるので探す手間が省けて助かる
- カバーについてるスタンドは80点(角度調節が微妙なのとタップする力が強すぎると倒れる)
買って良かったアクセサリー
子供が家の中を走り回って遊んでいるときにタブレットのスクリーンが割れないかヒヤヒヤすることがある。2年間の限定保証があるけど、保護フィルムも購入。キッズカバーでは守れないスクリーンを保護。このおかげで保護フィルムが割れたが、タブレットのスクリーンは無傷!絶対買ったほうが良いアイテム。
タブレットは無傷!
Amazon Fire HD 10 キッズモデルでユーチューブは見れるのか?
見れます。Amazonバージョンのユーチューブアプリは親アカウントから子アカウントに追加可能。でも、ユーチューブキッズはない。これがないと不安なので、子アカウントにユーチューブを追加していません。
親の感想
- Amazonのエコシステムで使わせる限界あり。ユーチューブキッズがないのがマイナス(要改善)
Amazon Fire HD 10 キッズモデルは外出先や旅行中に便利
飛行機や長時間移動するときは超便利。ケースにスタンド付いてるし、Bluetooth対応なので、ヘッドホン(イヤホン)はBluetooth接続でワイヤレス。邪魔にならない。駆動時間も10時間、長距離のフライトにも対応。
親の感想
- 旅行するときは絶対必要
- おかげで長時間のフライトを家族みんな楽しく過ごせる
絶対にあると便利
Bluetoothのキッズ用ヘッドホン(イヤホン)がオススメ。コードがないので邪魔にならないし、音量を85dB未満に制限できるので安心。学校のオンライン学習でも使えるので◎。購入したヘッドホンはコードも付いているのでBluetoothの接続が上手くいかない時に便利。
Amazon Fire HD 10 キッズモデルの2年間の限定保証
今までオモチャを色々と壊してきました!電子機器は衝撃に弱い。2年間保証があれば安心。
親の感想
子供も自分のタブレットなので大切に扱っているが、やっぱりアクシデントあり。2年間保証は本当に助かる。2年保証は通常モデルにない。大人もキッズモデル買うのがオススメ。
スペック
Amazon Fire HD 10タブレットとキッズモデル の違いはコンテンツ、ストレージ(32GBのみ)、保護カバーと重さ。価格差は約4千円。4千円でキッズ向け保護カバー、1年間のAmazon Kids+(プライム会員年額5,760円相当、一般会員年額11,760円相当)、2年間限定保証が付いてくるので大人用でも買い!
Amazon Fire HD 10タブレット
地味に使える機能がAlexa。ハンズフリーで話しかけて天気予報やニュースを聞いたり、アラーム・タイマーの設定、音楽の再生、Alexa対応家電の操作ができる。
Amazon Fire HD 10タブレット | キッズモデル | |
ディスプレイサイズ | 10.1インチ HD | 10.1インチ HD |
解像度 | 1920 x 1200 (224ppi) | 1920 x 1200 (224ppi) |
プロセッサ | 2.0GHz オクタコアプロセッサ、2GB RAM | 2.0GHz オクタコアプロセッサ、2GB RAM |
コンテンツ | 映画やドラマ、音楽や電子書籍まで様々なエンターテイメントが楽しめます ※特定のコンテンツやチャンネルを楽しむためには別途料金や契約が必要な場合があります | Amazon Kids+1年間使い放題 |
オーディオ | Dolby Atmos、デュアルステレオスピーカー マイク | Dolby Atmos、デュアルステレオスピーカー マイク |
Alexa搭載 | Alexa搭載。ハンズフリーモード対応 | Alexa搭載。ハンズフリーモード対応(大人用プロファイルで利用可能) |
ストレージ | 32GB(64GBバージョンもあり) | 32GB |
USB | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) |
microSDカードスロット | あり 512GBまで対応(別売) | あり 512GBまで対応(別売) |
カメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ +720pHDビデオレコーディング | 2メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ +720pHDビデオレコーディング |
ケース | なし | 保護カバー(スタンド付き) |
Wi-Fi | デュアルバンド a/b/g/n/ac | デュアルバンド a/b/g/n/ac |
バッテリー | 最大12時間 | 最大12時間 |
サイズ | 262 x 159 x 9.8mm | 262 x 159 x 9.8mm |
重量 | 504g | 778g |
保証 | 1年間限定保証付き※通常の使用において発生した破損・故障に限る | 2年間限定保証付き※通常の使用において発生した破損・故障に限る |
値段 | 約1万6千円 | 約2万円 |
Amazon Fire HD 10 キッズモデルの利用シーン
いつも使いでどうしても子供に静かにしてほしい時(在宅で仕事中の会議など)、日々の生活で大活躍。家族旅行でも重宝しています。
親の感想
- 子供に渡す初めてのタブレットに最適な商品
- 特に幼稚園から小学校低学年におすすめ
Amazon Fire HD 10 キッズモデルを親が使う(フル機能への切り替え)
切替えのやり方を覚えれば、簡単。
親の感想
- 親はあまり使わないけど、Amazon Kids+にないアプリを追加するときに利用
Amazon Fire HD 10 キッズモデルにグーグルプレイ(Google Play)をダウンロード
ちょっとした裏ワザを使えば、Google Playもダウンロード可能。純正ユーチューブアプリ、ユーチューブキッズ、ネットフリックスなど親と子供が好きなアプリもダウンロードして使える。
親の感想
- グーグルプレイ(Google Play)とマイクロソフト(Microsoft)の互換性がイマイチ(要改善)
まとめ
初めてのタブレットに最適。でも、今までiPadやAndoroidのタブレット使っていた子供がコレだけになると不満あるかも。Amazonのエコシステムを利用する前提。iOS、Google PlayやMicrosoftに慣れた子供だとブーイングあり。我が家ではユーチューブは見せていないので、小学生の息子はマイクラ、Robloxで遊べて超ハッピー。幼稚園の娘はまだよく分かっていないので、これで十分。移動中にネットフリックスやディスニープラスで動画見ることができるので便利。オフライン再生するにはmicroSDカード(128GB)が絶対必要。
コンテンツは英語教育専用と割り切って使いましょう。英語以外の知育アプリは正直微妙。そもそもアプリで知育には無理がある。小学校低学年になれば、プログラミング教育の準備として、タイピング練習やスクラッチをやらせるのがベスト。その需要はしっかり満たしてくれます。
子供にiPadはコスパを考えると悪すぎ。どうしてもiPad使いたいときは親を少し貸してあげれば良し。まず、低予算でこのAmazon Fire HD 10 キッズモデルを使ってもらい、小学校高学年ぐらいになれば、iPadかノートパソコンをプレゼントする予定。