Harrison Lake
バンクーバーのダウンタウンから車で約2時間30分。距離だと約160km離れている場所。今回、ご紹介するCogburn BeachはHarrison Lake東側の林道を約20キロの場所にあるキャンプ場。そこへ行く手前にCascade PeninsulaとBear Creekのキャンプサイトがあるが、Cogburn Beachはその2つを通り過ぎた場所にある。Cogburn Beachは平べったい砂利があるビーチにテントを張ってキャンプできる。湖の音を聞きながら過ごせるキャンプ好きにはたまらない場所。そこら辺にある大きめの石を使ってキャンプファイヤーする土台を作りその上にBBQグリルを置けば調理もバッチリ。バンクーバーから1時間30分で行けるキャンプ場はこちら。
アクセス
サスカッチ州立公園の入口から林道の砂利道を約20キロ進む。途中林道の横に目印となる黄色い標識にキロ数が書いてあるのでそれを目印に進んでください。携帯の電波もサスカッチ州立公園の入口から届かなくなるので、もし携帯が必要な場合はそれまでに済ませましょう。
私は友達と現地で合流するはずが途中で携帯が繋がらず、友達は私達と合流するまでにとても時間を要してしまいました。キャンプ場は林道の脇の湖畔にあるので、車に目印をつければお友達と合流する際に役に立つと思います。
駐車場
特にありません。道沿いに駐車。
キャンプ場の場所。
Cogburn Beachキャンプ場
キャンプサイトの情報はこちらから。予約はできません。
・シングルサイトは1泊18ドル
・ダブルサイトは1泊36ドル
・週末は最低2泊
・ロングウィークエンドは最低3泊
・キャンセルは宿泊日の14日前までに
アメニティ
特にありません。ウェブサイトを見るとキャンプファイヤー用の薪や必要最低限のファーストエイドキットは準備しているようですが、事務所みたいな場所に入らなかったので確認していません。
お風呂
ありません。
暖房器具
ありません。キャンプファイヤーが禁止されていなければ、キャンプファイヤーで暖をとりましょう。
電源
ありません。携帯の電波は届きません。
水場
ありません。事前に水を調達しましょう。最低1日10リットルは必要。
トイレ
Outpostと呼ばれるトイレ(ボットン式)があるが、トイレットペーパーがないので持参しましょう。
キャンプファイヤー用の薪
薪は在庫があれば購入できる。バンクーバー市内ならHome Depotで1バンドル$10ぐらいで購入可能。一晩2バンドルあれば十分。事前に準備。
アクティビティ
真夏でも湖はとても冷たいので絶対に泳ぐのはやめましょう!私は汗を流すためにちょっとだけ湖に入って、体を流しましたが、寒すぎ!注意が必要。釣りもできますが、ボートで湖に流れてくる小川あたりが狙い目のようです。
地味に平べったい石を湖に投げてスキップさせたり、そこら辺に落ちている木を拾ってバットに使い石を湖に打ち込むのも意外と楽しい。子供がいる方はDollarama(カナダの百均)で安い外で遊べるオモチャを買うと良い。ビーチサイドを散歩するのもよし、サイトで椅子に座ってゆっくり読書(図書館で借りましょう)も良いですね。
湖の注意点
水がとても冷たいので泳ぐのはやめましょう。風が強い日は大きな湖なので海のように白波がたちます。カヌーやカヤックが転覆する恐れも。実際、泳いでいる人もいますが、このページをよく読んで自己責任。水難事故で亡くなる人はPDF(Personal Floatation Device)をしていません。必ずPDF着用。
持ち物
必要最低限の持ち物とあって便利だった。またはあったら便利だなぁ〜と感じたモノはこちら。キャンプに準備不足で行くと楽しさ半減:-(キャンプファイヤー用の薪はキャンプ場でも売っているらしいですが、確認していません。多分、値段が高いので事前に調達しましょう。
キャンプファイヤーをしているときに火の粉が飛ぶので、ブランケットは穴があいてもよい安いモノがおすすめ。あったら便利なモノでテーブルとありますが、キャンプ場に3つだけピクニックテーブルがあるので、そこをゲットできれば食材を置いたり、食事するときに便利。
私のおすすめは料理はサーモンの切り身をアルミフォイルに入れて、野菜とバターをいれて調理すれば手間いらずでチョー簡単。当然ですが、ATMはないのでキャンプ場に行く前に現金は最低でも$100ぐらい引き出しておきましょう。
それと車のシガーソケットから充電できるモノがあると移動中にフル充電できるので便利。
必要最低限な持ち物 | あったら便利 |
テント (最低でも3人用がオススメ) | マチェテ(山刀)か斧 (研磨用のディスク・ストーンもあると便利) |
寝袋とマットレス (空気を入れるタイプがオススメ) | テーブル |
ヘッドライト (よくあるパターンが電池切れ。。。予備の電池も忘れずに!) | まくら(カーキャンピングなので) |
バスタオル (大は小を兼ねる。大きめを一つで十分) | 折りたたみ椅子 |
水(2日間で20Lぐらいは必要)。10Lの容器を2つ。 | タープ(ブルーシート)*テントの下に敷きます。 |
キャンプストーブと燃料 | ブランケット (キャンプファイヤーの火の粉で穴が空くので安いものを買いましょう) |
キャンプファイヤー用の薪 (craigslistで探すと安く買えます。ない場合はガソリンスタンドでも売っています。それかHome Depotでも買える。夏限定。) | 音楽(スピーカーと携帯の予備バッテリー) |
新聞(キャンプファイヤー用) | Canopy |
BBQ用のグリル | キャンプストーブの風よけ (これは超便利) |
マッチ・ライター (普通のマッチでもOK。でも、風が強いとなかなか火がつかないの要注意) | 下に敷くマット (防水タイプがオススメ) |
ペーパータオル | カーチャージャー (車のシガーソケットから充電できるモノ) |
キャンプ用のマグカップ | ランタン |
ステンレスの皿 (セットもオススメ) | |
フォーク・ナイフ・スプーン | |
フライパン・なべ (古いモノ、Value Villageなどで買った中古がオススメ) | |
食器洗剤(エコ・環境にさやしい) | |
クーラーボックス | |
食材と飲み物 | |
ポテチ・スナック | |
トイレットペーパー | |
虫除け(子供用専用も用意しよう) | |
サンダルとハイキングシューズ(あればウォーターシューズ) | |
歯ブラシと歯磨き粉 | |
現金(キャンプ場利用・緊急用資金) |
キャンプファイヤー用の薪
ガソリンスタンドで購入可能
スタンドで氷も売ってるよ
ピクニックテーブルがあるサイトはこんな感じ。ここを見つけた2日目は夕飯だけここで食べました。少し森の中にあるので波の音が聞こえなくなり、静かでなかなか良い場所。
ビーサンを履いて夕暮れを過ごしていたら速攻で蚊に刺されました!
帰りに寄り道
私はHarrison Lakeに入って汗を流しましたが、帰りにHarrison Hot Springs Public Poolに入って体をキレイにしてから帰るとリフレッシュできます。
・大人$10
・子供(5-14歳)は$7.75
・4歳以下は無料
ちゃんとしたホテルに泊まりたい方はHarrison Hot Spring Spa & Resortがオススメ。
注意事項
2008年から2016年に5件の水難事故があった場所。2020年8月にも男性が一人亡くなりました。Harrison Lakeは大きな湖です。風がある日は風で大きな波がたち、危ない。絶対に泳がないでください。子供が湖畔から離れないように注意が必要。
特に小川が湖に流れてくる場所はうねりがある場所があるので湖畔付近で遊ぶ場合はPDF(Personal Floatation Device)は必ず着用しましょう。水は氷河から流れてくるので、水温は真夏でも5℃前後。5分間、水の中にいるだけで命を失います。
大人も子供もPFDは忘れずに。水難事故の殆どはPDF着用してない人。カヤックで使うPDFがオススメ。腕も動きやすく、穴が空いても大丈夫。
子供用PDF。
大人用PDF。
必ず低体温症になります。PDFを着ていてもとても危険。安全第一でキャンプを楽しみましょう!
それと林道を走る時は大きな石や穴が空いている箇所があるのでタイヤに負担をかけないように避けて通りましょう。事前にガソリンスタンドでタイヤ圧とガソリンを補給しとけば安心。たまに熊が出てキャンプサイトが閉鎖されることもあるので、事前にウェブサイトをチェックして確認すると良し。