そんな疑問にお答えします。
この記事を書いている人は現在6歳と2歳の子育てをしているお父さん。
カナダ在住で子供がフランス語で教育を受けている。
国語(日本語)、フランス語、英語の3カ国をバランスよく学ぶためどうしたら良いか試行錯誤中。
言語を覚える以外にもピアノ、スケート、スイミング、サッカーなど習い事があり、勉強時間が長い。
子供のやる気を維持させるのが課題。
子供のやる気を引き出すコツ
子供のやる気を引き出すコツは難しい!
毎日どうしたらやる気になるんだろうと悩んだり調べたりしていた中
自分なりに気づいた事や学んだことをシェアします。
親が準備すること
教育上手な親になるために有名な心理学と教育学の概念を知っておくと損はない。
心理学なら子供のやる気を促すヒントや有名な教育学について調べてみると自分の思想にあった共通点が見つかる。
その中から自分でできそうな部分を実践すれば無理なく始められる。
知識があることも大事ですが、それよりも大事なのが親の心の余裕。
心に余裕がない時は子供が言うことが聞かない!
口論になることもある。
これでは子供のやる気はゼロ。
子供のやる気を引き出すにはまずは親の平常心を養うことが重要。
やる気スイッチ
やる気のスイッチを入れる言葉とやる気を奪う言葉を知る。
子供のやる気のスイッチを入れる言葉集はネットで調べるといくらでもでてきます。
ざっと書き出すとこんな感じ。
どれも当たり前の内容。特に新しい発見はありませんでした。
- 褒める
- 否定しない
- 話を最後まで聞いてあげる
- 過程や努力を褒める
- 相手を信用する(○○ちゃんならできる!)
- 褒める際にスキンシップ
やる気を奪う言葉はコレ。
これも当たり前の情報だが、感情的になってしまうとついつい忘れてしまう項目。
親の感情コントロールがとても重要ですね。
- もう○歳なんだからできるでしょ?
- 相手に要求しない(○○しなさい)
- 他人と比較する(○○ちゃんはここまでできる)
- 怒鳴る
- 罰を与える(仕返し)
親失格ですね。ちょいちょい自分でも言っている言葉あり。。。
言い方を変えたり、子供に自分ができると思い込ませたり、子供を信用してあげるようにいつも気にして話しかけましょう。
教育学を学ぶ
海外の教育学と国内の教育学で調べた中で共感できる教育法はこちら。
国内編
七田式教育
潜在能力を引き出す右脳教育。親が先生となり、食育からしつけまで「ほめる」ことで子供の能力を伸ばす。
親の参加が重要。
ヨコミネ式教育法
「すべての子どもが天才である」という考え方。自ら考えて行動するが基本姿勢。
海外編
モンテソーリ
感覚教育法という色とりどりの木工玩具(大きさ、手触り、重さ、材質)を通じて経験に基づく感覚を養う教育法。
子供がやってみたい環境を整えて自発的に行動させながら学ばせる。
シュタイナー(Waldorf)
海外ではウォルドルフ教育と呼ばれ、シュタイナーではカナダ人には通じませんでした。
シュタイナーは自由・芸術(アート)を7年間という周期で教育過程を進めるという思想。
一般的なテストや成績表がなく個人の発見や体験を重視するので協調性や社会性からは少し外れてしまう懸念あり。
学んだらためになることを見つける
身近なところで運動系だとモノを買ってあげて興味を促す。
例えばサーカーボール、自転車、スケートやスケボーなどを買い与える。
これはすべて自分の生活環境で直ぐにできるモノで自分ができるコトなので教えやすい。
文化系だとピアノを学ばせるや博物館や科学館に連れて行くもありますが、自分がよく分かっていないと説明が上手くできないので難しい。
我が家では自分が昔やっていた経験からサッカーボール、スケボーなどからスタート。
環境を整える
スケボーを練習していたのですが、地面が少しガタガタなので前に進みにくいので練習しても5分から10分で諦めてしまう。
最初は頻繁に公園で練習していたのが、回数がどんどん減っていく。
そこで、スケートボードパークに連れて行きました。
そこにいる上手な大人が練習している姿をみて自分も上手になりたいという向上心にスイッチが入り、まだプッシュも上手にできないのに2時間もひたすら親の力も借りないで1人で黙々と練習している姿を見て環境の大切さを知る。
- 学んだらためになることを散乱させる。
- 体を動かした後だと集中力が高まる。
脳にスイッチを入れる2つの方法
①手を動かす
②書き出す(○○を○回やる)
- 具体的に行動を数値化する。
- 手順を見直す
- 競争させる(誰に勝つのか)
子供は競争するのが大好き。
物事を早くやる事に楽しさを感じたり、友達よりも上手にできる事が大好き。
子供はどんどん競争させて勝つことの喜びを覚えたほうが良い。
運動会でみんな一緒にゴールなんて自分の思想にはない考え。
走るのが遅ければそれはそれ。
早く走ることだけが人生じゃない。
それ以外のことをやれば良いだけ。
一緒に参加する(一緒にやろう!)
親の参加が子供の教育に与える影響は大きいと思います。
やる気なない場合、親が積極的に子供の課題に関わってあげることで少しでもやる気に繋がる。
例えば勉強を一緒にやってみると子供も楽しくなり、やるキッカケになる。
特に少し難しい課題に取り組んでいる時に便利。